CDアルバムに金を払って買うのはばかばかしいのか?

2017年05月28日

オールドルーキーバンドマンの疑問符vol.1
~41才で14才のテンションでオリジナルバンドを始めたおっさん~

 

CDアルバムに金を払って買うのはばかばかしいのか?
音源がデジタル化され、さらにデータ送信容量がでっかくなり、だれもがデータをアップできるこのご時世。
若い子(の定義は小学生から大学生かな)たちは、CDアルバムはもとより、シングルも定価で買うということはないとも聞く。
もちろん買ってる子もいるだろう。限られたお小遣いの中(若い子だけじゃなく、おっさんたちもそうだけど)余裕もなく、TSUTAYAでレンタル、さらにはYouTubeを検索すれば自分のお気に入りの曲もきける。
Wi-Fiフリーにつなげば通信料金も気にならない。YouTubeじゃなくても定額ストリーミング配信で聴き放題というサービスもある。
そもそもCDプレーヤーを持っていない。またパソコンに取り込むにもCDドライブを持ってない。スマホしかないという人もいる。
以前ツイッターで「CD買ったらどうやって聴く?」というアンケートでも「そもそもCDを取り込むすべがない」という人が全回答の2割ぐらいいた。
柴那典の「ヒットの崩壊」に「CDがいかなる存在なのか?それはまだ答えが出ていない」といったようなくだりがある。
ここだけを切り取ってしまうと意味不明だが・・CDで握手券、またはプレミアムをゲットするためにというCDの価値そのものでCDが売れていない現象。そして音楽の聴きかたが多様化する中、CDの価値については、各アーティストも、業界も答えが出せていないというものである(ご興味のある方はご一読ください)
あ、先に言っとくと僕のバンドはこれまで2年で2枚のフルアルバムを出した、ので、このような記事を書いて買ってもらおうと思っているわけではない(多少は思うところもあるけど)
このCDの価値、いまだに僕もわかってない、まじめに1年ぐらい考えている。
自分なりの考えを書くと、CDアルバムはそのアーティストとつながる大きな「道」だということ。
これはグッズを買うのと近しいかもしれない。ただ、それはたくさん買って何かプレミアムを得るとかではなく「このアーティストは特別だ。だからCDをカタチとして手元に置いておきたい」という想い。
いわゆる「絆」としての価値。あたりまえだけど結局これかなと。聴くだけならばほかに方法は、たくさんあるのだから。それも限りなく無料で(不正含む)
ここで「アルバム」と言っているけれど、シングルと違って、10曲程度の曲が入る「アルバム」はその一連で一つの作品として成り立っている。少なくとも僕らはそうした(ってめちゃ偉そうだし、あたりまえやけど)
多くのアーティストさんが、そのでっかい重い想いこめてアルバムをつくってる。
アルバム丸ごとではなく、好きな1曲を何回も聴く、あるフレーズが好きで何回もそこを切り取って聴く、ってことはあるだろう。僕も狂った猫の反復横跳びのように聴くことはある。
ただ、そこ一曲やフレーズからから心臓を撃ち抜かれて、その曲から他の曲への関心が広がっていって、アルバム全体を味わう。そこで初めて「ああ、なんかそういうことか。この曲はそういうことか」という感じがある。
30年前に、THE BLUE HEARTSが「THE BLUE HEARTS」というそのままのアルバムを出した。大好きな曲がいっぱいはいっている。いや、大好きなアルバムというべき。「あの曲」ではなく「あのアルバム」ということを意識するようになったのはこのアルバムのおかげだ。
さて、CDからLIVEに想いを馳せつつ、アーティスト側からのCDアルバムの価値を考えてみたい。
CDとLIVEの関係。僕らもLIVEでCDを販売してる。その場で好きになってくれた人に買ってもらいたいから、お金はもちろん必要。活動するために必要なものだ。しかし、目的はお金で音楽はその手段ではない。、そんなアーティストはいないと僕は思っている、んだけど。
もしかしたら他のバンドでそうなってるんだとしたら、最初はそうじゃなかったけど、周りがそうさせないとかあるのかもしれないけど。
音楽をするのが目的、以上!だから、これは心から言うけど、お金よりも、僕らのライブを観てくれて、何か想いを受け取ってくれた目の前の人と「つながりたい」そのためのCD。CDは僕らにとって仲間とつながる道でもある。
もちろんその場でCD買わずにYouTubeで見てもらってもいい。現に僕らはオリジナル曲をアップしている。このご時世、たくさんの触れ合うチャンスを作ることは必要だしアーティストとして生きていくために必要なことだと考えているからアップする。
ただ、そこをちょっと超えてみて、自分のお金を使って、このライブの感動をその場から持って帰りたいと思ってもらえたかどうか?というのが、すごく大事。
LIVEは大体持ち時間30分の中で、アルバム一枚の曲全部はできない中、どうお客さんに楽しんでもらうか練って臨む。オールドルーキーとして経験が浅いから色んな反省をしながら(それはここでは細かく書かないけど)一つの作品としてどうするかをすごく考える。もちろん、一緒に出ていただくバンド、そのイベントの企画趣旨なども考える。だからこれもアルバムを作る行為と同じ。
そう考えた時、アーティストにとってのCDアルバムを作る価値は、巡り巡って自分たちの伝えたいことを何曲か重ねることでどう表現するか?を徹底して考えるチャンスなんだと思う。そのチャンスを得られた自分たちはほんとうに幸せ者だと思う。応援してくれる人もいる。
これは単なる楽観主義ではない。だってやっぱり大変なこともあるから。でもその大変な連続をブサイクに自分なりに目いっぱい飛び越えていくことが、何か大きく変わることにつながると、絶対的に信じている。
※書き終えて読み返して、まったくロジカルでも、意味もよくわからんけど、このままアップします(苦笑)

 


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